J1番記者座談会LIVE(広島x東京V)【4/24(木)22時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【トピックス】栃木SC 服部康平 変わり続ける男。

「(相手の競り合いは)強かったけど、今までと比べてレベルが違うことはなかった。普通に強かったという感覚です。でも、やれない感覚はなかった」

前節の大宮のCB河本裕之は大宮ゴール前に立ちはだかり、栃木のFKやロングスローの壁となった。試合後、横山雄次監督も「大宮の河本選手のヘディングはどっちが触るかというシーンで競り勝ち、その跳ね返すボールの質も違った」と語っている。

だが、服部康平の感覚はいつもどおりだった。試合後にメディアとのミックスゾーンに現れると、冒頭の言葉をまくしたて、続けた。

「全員がやれていた、という感覚を持っていると思う。それでも前半の不用意なハンドでペナルティを与えてしまって敗れた、もったいないゲーム。セットプレーはいつもの倍以上あったと思うから、1点も奪えなかったのは問題だと思う」

服部はこの日もFKのボールがなかなか合わないと見るや、次のFKではキッカーの岡崎建哉のところまで行って何度も考えをすり合わせた。ここまで3ゴール3アシストを記録。総得点17のうち半分以上がセットプレーからもたらされたものだが、服部の貢献が大なのは言うまでもない。栃木の敵陣空中戦回数の多さ、敵陣空中戦勝率の高さは服部なくして成り立たない。

「自分がゴールを決められるとすればセットプレーしかないし、決めれば自分が楽になるんで決めたいです」

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