【レビュー】栃木SC J2第13節愛媛FC戦 アウェイ愛媛で悔しいドローも考え方次第。
2018明治安田生命J2リーグ第13節
2018年5月6日16時キックオフ ニンジニアスタジアム
入場者数 2,196人(うち栃木サポーターはバックスタンドに約30人、メインスタンドに約20人、合計約50人 ※追記修正しました)
天候 雨、無風
気温 21.2℃
湿度 61%
ピッチ 全面良芝、水含み
愛媛FC 1-1 栃木SC
(前半0-0、後半1-1)
得点者:51分 大黒将志(栃木)、90+3分 有田光希(愛媛)
<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 19 服部 康平
DF 3 西河 翔吾
DF 30 田代 雅也
MF 27 久富 良輔
MF 5 ヘニキ
MF 11 岡﨑 建哉
MF 14 西谷 和希
MF 24 和田 達也
FW 13 上形 洋介
FW 9 大黒 将志
控え
GK 1 竹重 安希彦
DF 7 菅 和範
DF 28 温井 駿斗
MF 2 西澤 代志也
MF 29 川田 拳登
MF 21 牛之濵 拓
FW 16 榊 翔太
横山雄次監督
栃木らしい試合も勝点は1どまりに
試合後のミックスゾーンに現れた田代雅也は口を真一文字に結んで憮然としていた。
この顔、久しぶりに見たなと思った。開幕3連敗を喫した頃の試合後と同じ顔だ。
「僕個人のポジショニングが良ければ防げた失点だった」
「こんなに遠くまで来てもらったサポーターに申し訳ない」
「これを次に繋げられるように頑張るしかない」
栃木はラストワンプレーで愛媛に追いつかれてドロー決着し、3連勝を逃した。ついさきほど起きたショッキングな出来事を、田代はまだ整理しきれていない、といった様子ながら言葉を絞り出していた。開幕季のそれと同じだった。
だが、あれから田代はどうなっていったか。服部康平や西河翔吾らと守備陣として責任を背負い込み、互いに言葉と時間を共有し、手を取り合い、そうしてプレッシャーを跳ね除けながら力強さを増していった。圧倒的最下位から7位まで順位を上げた原動力には、間違いなく彼らの奮起がある。
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