「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【PLAYERS Column】栃木SC 菅和範が闘犬と呼ばれる理由とオフザピッチでも精力的に活動する理由、そして影響を受けた今西和男とセルジオ越後の言葉。

(写真は永島一顕)

菅和範が様々な活動に全力をぶつける理由とは

  

昨季チームが17試合負けなしと10連勝を飾ったときの立役者の一人は菅和範だ。序盤戦で苦しんだチームのなかで、7節からスタメンとしてピッチに立つと周りを鼓舞しながらチームを引っ張り、DFラインからチームを堅く締め、勝利に貢献した。

それは今季も同様で、序盤戦はサブメンバーに甘んじながらも、引き分けが重なり、15G大阪U-23戦で逆転負けを喫すると、いよいよ勝利を最優先に戦わないといけないと追い込まれた土壇場で、またも菅和範がスタメンとしてピッチに登場。それ以後、チームが勝ちを掴み出したのは、プレーなり声なりで“チームを締める”ことができる菅の存在が効いている。

(残り 3336文字/全文: 3718文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ