【レビュー】栃木SC J3第22節鹿児島ユナイテッド戦 5得点大勝劇をもたらしたもの。
2017明治安田生命J3リーグ第22節
2017年9月9日18時キックオフ 鹿児島県立鴨池陸上競技場
入場者数 3,818人(うち栃木サポーターはバックスタンド側に約70人)
天候 晴れ、弱風
気温 25.5℃
湿度 73%
ピッチ 全面良芝、乾燥
鹿児島ユナイテッドFC 1-5 栃木SC
(前半1-2、後半0-3)
得点者:5分 川森(鹿児島)、10分 ネイツ(栃木)、20分 ネイツ(栃木)、48分 ネイツ(栃木)、84分 服部(栃木)、87分 広瀬(栃木)
<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 26 夛田 凌輔
DF 4 広瀬 健太
DF 22 メンデス
DF 7 菅 和範
MF 21 牛之濵 拓
MF 11 岡﨑 建哉
MF 16 仙石 廉
MF 2 西澤 代志也
FW 25 ネイツ ペチュニク
FW 14 西谷 和希
控え
GK 1 竹重 安希彦
DF 5 尾本 敬
DF 29 川田 拳登
MF 38 宮崎 泰右
MF 10 杉本 真
FW 8 廣瀬 浩二
FW 19 服部 康平
監督 横山 雄次
見せつけた反則級のクオリティ
アウェー鹿児島で5対1の大勝。今季初となる5得点はJリーグ入り後三度目※のことだった。
そのうち、相手のビルドアップミスから奪った3点目、FW服部康平の身体に当たったボールがそのままゴールネットを揺らした4点目は運がよかったとしても、攻守において発揮した一定のクオリティがもたらした快勝劇だったように思う。
攻撃のクオリティは、他でもない、自身のキャリアで二度目となるハットトリックを達成したネイツ・ペチュニクの存在そのものだ。
5分にいきなりセットプレーからゴールをこじ開けられ、出鼻をくじかれた栃木だったが、ネイツ・ペチュニクのクオリティの違いに救われた。
この日の2トップはネイツと西谷和希の組み合わせ。二人とも相手ゴール前で決定的な仕事ができるクオリティの持ち主である。
10分、自陣からのフリーキックのロングフィードを受けるネイツがファウルをもらうと、ネイツがボールを持ってすぐにリスタート。西谷へ預けると、西谷は落ち着き払ったループのスルーパスをネイツに通し、これをネイツが冷静に左隅に流し込んだ。
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