「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J3第17節AC長野パルセイロ戦 前節の戦いぶりを再現し、今度こそ勝ち切る試合を。意地の勝利を。

「覚悟をもって戦う」と菅和範。今節もチームに戦う魂を注入する。

 

7月15日土曜日。栃木SCJ3リーグ第17節AC長野パルセイロ戦を戦う。現在、栃木SCは7勝5分3敗、勝点26で暫定4位。対戦相手のAC長野パルセイロは6勝6分3敗で勝点24、暫定5位。キックオフは17時、長野Uスタジアムにて。(順位は前節終了時) 

 

求められるのは内容ではなく結果

 

前節富山戦の締まった戦いをもう一度やる。今度は最後までしっかりやり切る。相手が去年2敗している長野だとか関係ない。それでいえば昨季鹿児島の指揮官だった浅野哲也には2勝だ。

前節富山戦は勝ち切っていれば今季のベストゲームと言っていい出来だった。しかし今求められるのは結果だ。富山戦の戦いをもう一度やること。そして今度こそコンプリートできれば、前節の痛恨ドローの悔しさが活きる。長野に快勝できれば後期戦への弾みがつく。逆に長野は昇格に向けてあとがなくなる。

1万人を黙らしてやりましょう」

昨季長野に所属した夛田凌輔は不敵にいった。アウェー長野でそういう試合を見せてほしい。蓋を開けてみれば快勝。それでもいい。前期戦15試合はなかなか波に乗り切れなかった。が、ここで勝ち切れれば全部チャラだ。それだけ価値のある試合だ。

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