「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J3第13節鹿児島ユナイテッドFC戦 県民デーに集う大観衆の後押しを背に、勝負強さで相手を上回りたい。

激しい球際の攻防が予想される今節鹿児島戦。多くの観衆も集う予定だ。

6月17日土曜日。栃木SCJ3リーグ第13節鹿児島ユナイテッドFC戦を戦う。現在、栃木SCは6勝4分2敗、勝点22で暫定4位。対戦相手の鹿児島ユナイテッドFCは、一試合消化が少なく、6勝0分5敗で勝点18、暫定6位。キックオフは13時、栃木県グリーンスタジアムにて。(順位は前節終了時) 

 

県民デー、多くの観衆が集う一戦、舞台は整った

 

前節の盛岡戦で露呈した守備の課題に対し、今週、チームは入念に確認をするなかで修正と意志統一を図った。

盛岡戦は繋ぐコンセプトを徹底する相手にうまくボールを回されたが、一方で、その盛岡に対して狙いを持ち、粘り強くタフなディフェンスができた、という見方はできる。今節は前節から中5日の戦いであり、時間がないなかで、指揮官も選手たちに前節のポジティブな側面を強調しながら今節へ臨む道筋を作ったようだ。

 

横山雄次監督は今節対峙する鹿児島について「力強さ、個の強さがあるチーム」と強調する。今季の鹿児島は指揮官が、浅野哲也監督(現長野監督)から三浦泰年監督に変わったが、昨季を5位で終えた鹿児島の力強さはそのまま。大きくスタイルも変えていない。

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