「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【コメント】栃木SC それぞれの覚悟――。菅和範「このクラブでずっと戦ってきた人間として、色々な人たちの思いを継いでいかないといけない」 古波津辰希「J2に昇格するまで沖縄に帰るつもりはありません」

2日の練習後に話を聞いた二人、菅和範と古波津辰希はそれぞれに今オフ、思いを巡らし、覚悟を決めることがあった。 それぞれの新たな思いを胸に、新シーズンを戦う準備を進めている。

多くの仲間が去った今オフ、ショックだったと話す菅和範。菅はその気持ちを背負い、今季を戦う。

多くの仲間が去った今オフ、「ショックだった」と包み隠さず話した菅和範。多くの仲間の気持ちを背負い、今季を戦う。

今オフは沖縄に帰らずほとんど休まなかったという古波津辰希。新シーズンへ懸ける気持ちは強い。

今オフは沖縄に帰らずほとんど休まなかったという古波津辰希。新シーズンへ懸ける気持ちは強い。

 

■菅和範

その覚悟がないならば辞めたほうがいいと思った

 

――まだ今週末の栃木SCユースとの試合まで何もない状態ですが、ケガをしないように徐々に上げていく段階のなかで、個人的にはうまくいっていますか。

「そうですね。去年の反省を活かして、自分のなかで色々なことを試しながらシーズンに入ってきたつもりです。今の身体の状態はすごくいいし、少しずつですけど体力もついてきているんで、いい方向に進んでいると思います」

――反省というのは。

「反省というか、新しい試みをしているんです。このオフに3キロくらいウェイトを落としてきたんです。31歳になって、今後どういうふうにサッカーに取り組んでいくのか。よく年齢が上がるにつれて身体が重くなると言いますから、その重りを外すことも大事だと思うし、今まで自分のベストだと信じてやってきたことを変えていこうと思いながらここに合流したんで、かなりいい状態です」

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