「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【無料記事】【ニュース】栃木SCユース 2月4日(土)にトップチームと初めての練習試合。

エースの早乙女達海の他にも注目選手が多数

 

2月4日(土)11時より河内運動公園陸上競技場にて、栃木SCトップチーム対栃木SCユースの練習試合が行われる。昨年も予定に組まれていたが積雪の影響で中止に。今年実現すればクラブ史上初となる。

 

12月より新体制となった栃木ユースは、ここまでの対外試合で水戸ユース(〇6-0)、湘南ユース(〇4-0)、群馬ユース(△3-3)、栃木ウーヴァ(●1-3)という結果を残している。

昨年、天皇杯栃木県大会予選でトップチームにベンチ入りした手塚貴大をアンカーに配した4-1-4-1から、今年のチームはオーソドックスな4-4-2に戻した。攻撃スタイルも、じっくりとボールを回していく形だけでなく、速く縦に入れる割合が増えてきている。直近の練習試合である栃木ウーヴァ戦では、結果こそ敗戦だったものの、前半戦は互角以上の内容を見せていた。ジュニアユースからの昇格組も、早くも数名が合流し、久々の実戦にも戸惑うことなく元気な姿を見せている。

 

エースの活躍が期待されるFW早乙女達海は、現在別メニューで調整中ではあるが、今年の栃木SCユースには他にもタレントは揃っている。今回は以下に厳選3選手を紹介したい。

 

DF5 川野秀悟 新キャプテン。これまでの左SBから、本来のCBに戻った。貴重な左利きCBで、当たりに強くスピードもある。

MF10 山本廉 両足で正確なパスを繰り出すだけなく、奪ったボールをそのまま持ち上がるだけの馬力も併せ持つ。中盤より前ならどこでもこなすが、今回はどうなるか。

FW19 本庄竜大 スピードを活かして最終ラインの裏を狙う。思い切りのいいシュートも魅力。カウンターからトップチームに一矢を打ち込めるか。

 

今回はプロ選手との差を測るだけでなく、来年以降のトップチームへの昇格に向けて貴重なアピールチャンスとなるのは間違いない。未来を切り拓かんと全力で戦う栃木SCユース戦士たちへ、トップチームの選手たち同様、温かいご声援を頂ければと思います。

 

(文 編集部スタッフ)

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