「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【コラム】栃木SC 本間勲が語る中断期間明けのチームの変化とは。

中断期間明けの変化とは

  

中断期間中にチームが取り組んでいたのは、攻撃回数やゴール数を増やすために、主にシュート数を幾分でも増やすことと、ポゼッション率を幾分でも高めることだった。そしてそれを確実に実行に移せるだけのハードなフィジカルトレーニングだった。

 

その結果、中断期間明け、第21C大阪U-23戦のシュート数19本(〇30)、前節の第22SC相模原戦はシュート数16本(△11)。

 

ポゼッション率は正確な数字がわからないが、第21C大阪U-23戦はかなりボールが動いていて50%以上は達成したと思われる。完勝スコアで終えることができた試合は、安定したゲーム運びができた試合、と言い換えることができる。

22SC相模原戦は、荒天のグラウンドコンディションだったり、相手がハイプレスに来た状況を踏まえて長いボールを多用したりと試合状況に沿った判断を遂行したがためにポゼッション率の数字は下がったが、大事なのは、先制はされたもののバタつかずに落ち着いて試合を進めて同点に追いついたという内容だろう。その意味で第21節に続いて“安定したゲーム運び”はできていた。

 

21日の午前中の練習後、本間勲にこの2試合のデータ的なところをぶつけてみた。

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