「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【レビュー】栃木SC J3第10節カターレ富山戦 泥臭く身体を張って虎の子の一点を死守、全員の気迫で奪い取った執念の勝点3。

2016明治安田生命J3リーグ第10節
2016年5月22日13時キックオフ 富山県総合運動公園陸上競技場
入場者数 4,469人
天候 晴れ、弱風
気温 23.6.℃
湿度 45%
ピッチ 全面良芝、乾燥

カターレ富山 0-1 栃木SC
(前半0-1、後半0-0)
得点者:3分 広瀬健太(栃木)

 

<スターティングメンバー>

栃木SC
GK 21 吉満 大介
DF 17 山形 辰徳
DF 4 広瀬 健太
DF 5 尾本 敬
DF 7 菅 和範
MF 8 廣瀬 浩二
MF 6 古波津 辰希
MF 30 本間 勲
MF 20 山本 大稀
FW 9 大石 治寿
FW 13 上形 洋介

控えメンバー
GK 1 竹重 安希彦
DF 18 坂田 良太
MF 10 杉本 真
MF 14 西谷 和希
MF 2 西澤 代志也
MF 41 佐々木 勇人
FW 11 ジャーン モーゼル

監督 横山 雄次

57分 上形→杉本 66分 古波津→西澤 89分 本間→佐々木

57分 上形→杉本
66分 古波津→西澤
89分 本間→佐々木

何としても勝ちたいという意志が見えた試合

 

3分、ゴール中央30メートルほどの位置で得たフリーキック。

古波津辰希がキックフェイントから横に流すと、日頃のトレーニングでも強烈な右足を炸裂させるシーンもある広瀬健太が豪快に右足を振り抜く。ボールはゴールマウスへ一直線、バーの下を弾くとそのままゴールに吸い込まれた。

広瀬に駆け寄り、抱き合う栃木の選手たち。5試合連続の先制弾となった。

 

リード後にどう試合を進めるか。あるいは、ゴールを奪った後の時間帯をどうやりきるか。先制できていたこの数戦の課題にどう対応するかだったが、栃木の序盤の入りは決して良いとは言えなかった。

いや、むしろ富山が良かったというべきか。

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