【無料記事】【プレイヤーズコラム】栃木SC 31歳になった赤井秀行、”がむしゃら”にプレーすることを誓う。
5月2日に31歳の誕生日を迎えた赤井秀行。
当日は、自宅の近くに住む古波津辰希や山越享太郎らにお祝いをされた。チームの23歳以下のメンバーからもプレゼントをもらったそうで「いい誕生日になりましたよ」と満足気だった。
31歳――。
今シーズンの2月のキャンプ中には「自分のキャリアは終わりに近づいていると思うんで」とやや寂しいことも話していた赤井ヒデ。
「気持ちは25、6歳なんですけどね。でも、気になってくる年齢ではありますよね。フィジカル的な衰えも自分のなかでは多少感じています、多少ですけどね。逆にいうと、若い頃はもっとがむしゃらに何も考えずにやっていたのが、いまは逆にあれこれ考えながらやっているから、咄嗟のときに以前よりも身体にキレがない、ということも多少あるのかもしれない」
今季は7試合が終了して、ベンチ入りもまだゼロ。なかなか厳しい現状について冷静に自分を客観視しているようだ。
「ちょっと考えすぎちゃっているのかなとか。だから、考えることも大事なんだけど、あまり考えずにもっとがむしゃらに対応したほうがいいかなと。昔みたいに、本能のままに」
前節は、同い年の菅和範が徐々に調子を上げるなかで今季初スタメンを飾り、及第点となるプレーを披露。刺激になったという。
「菅ちゃんと一緒のピッチに出たいという気持ちがありますよね。一緒にスタメンでピッチに立てるようになりたいし、じゃあ練習から何をやるか……いや、だからそういうふうに考えるんじゃなくて、とにかくがむしゃらにやればいいんですよね。その感覚を取り戻す、ということですよ」
コンディションはずっといいという赤井ヒデ。今後、がむしゃらさをテーマに練習を続けるなかで出場のチャンスをじっと待つ。チャンスは必ず来るだろう。
最後に、赤井ヒデのもう一つの重要な仕事、喜連川温泉PR大使としてのコメントももらった。
「GWも中盤に差し掛かって、お父さんやお母さんの疲れも溜まってきているかもしれないので、たまには喜連川の道の駅にでも寄ってくださいね! 大きな温泉もあるし、おいしいアイスクリームもあるので、子どもさんを誘ってきてもらえるとゆっくりくつろげると思いますよ。土曜日あたりまで喜連川などでゆっくりしてもらって、GW最終日の8日はグリスタに来てもらって栃木のホームゲーム大分戦を満喫してくださいね」