「鳥取が育んだ牛若丸。速くて運動量豊富」MF山本大稀はどんな選手か。ガイナーレ鳥取番記者・石倉利英氏に聞く。
ガイナーレ鳥取から栃木SCに完全移籍加入したMF山本大稀。
大阪府出身の23歳。165cm、61kg。
高校時代は鳥取の米子北高で過ごし、大阪体育大を経て、再び鳥取の地へ。ガイナーレ鳥取で2年間を過ごした。
MF山本はクラブを通じて「はじめまして、この度ガイナーレ鳥取から、加入することになりました山本大稀です。J2昇格に向け、自分の持ち味である運動量・ドリブルで、チームに貢献できる様に全力で頑張ります。そして、サポーターの皆様に認めて頂ける様、全身全霊で頑張りますので、応援のほど宜しくお願いします」とコメントした。
MF山本大稀はいったいどんな選手なのか。ガイナーレ鳥取番記者・石倉利英氏に話を聞いた。
「すごくいい選手」とフェルナンジーニョが評価
――鳥取から山本大稀選手が栃木SCに加入したのですが、率直にどんな選手なのでしょうか。
「小柄ですが運動量があって、いい選手ですよ。大阪出身で、鳥取の米子北高校が2009年のインターハイで準優勝したときの2トップの一角なんです。卒業後に大阪体育大に進んで、4年生のときにインカレ優勝に貢献してMVPに輝いています。卒業後、高校時代を過ごした鳥取に戻ってきて、ガイナーレ鳥取に加入しました。1年目となる2014年は開幕から主力選手としてプレーしていたんですが、夏前にケガをしてしまって、以降は棒に振りました。昨年はシーズン始動当初はまだリハビリをしていて、復帰後は主力として活躍。運動量を生かして前線に飛び出したりできるし、鳥取の松波正信前監督が攻守の切り替えを厳しく要求していたのですが、忠実にこなしながらゴールにも絡んだ。そういう感じの選手ですね」
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