#菊池流帆/昨季の神戸ホームで町田と対戦。試合後のミックスゾーンでは何を語っていたのか?【コラム】
1月4日、ヴィッセル神戸DF菊池流帆の完全移籍加入がクラブから発表された。少しでも新戦力の菊池を紐解こうと、ノエビアスタジアム神戸での町田戦で先発フル出場を果たした本人の肉声を振り返る。
敵地・神戸戦。菊池流帆は90分ピッチに立っていた
▼「監督はやらかしてほしかったのでは(笑)」
昨季の第20節、アウェイでの町田戦で菊池流帆は先発フル出場。CBのレギュラーである山川哲史が累積警告による出場停止で欠場を余儀なくされる中、マテウス・トゥーレルの相棒を託されていた。
試合中、最終ラインへのロングボールと競り合うたびに菊池は“吠えていた”。菊池の雄叫びは“お家芸”。大阪体育大から新卒加入したレノファ山口FC在籍時に対戦した時の記憶がよみがえった町田サポーターもきっといるに違いない。
昨季は負傷に苦しみ、町田戦はリーグ戦8試合ぶりの先発出場。「ここでやれなかったら今までの自分じゃない」との言葉通り、気持ちの強い選手であることに疑いの余地はない。以下は町田戦後の取材コメントを抜粋した。
○菊池流帆
–久しぶりの先発出場でも、試合勘などの問題なくはプレーしている印象でした。
「今まで以上に気合いが入っていましたし、相手が町田で、(青森山田高時代の恩師・黒田剛)監督ということもありますし(笑)。ずっと悔しい気持ちを抱えていたので、ここでやれなかったら今までの自分じゃないですし、ここで結果を出してきたのは自分だってずっと信じてきたので、自分を信じて入りました」
–サイドのカバーも、エリキ選手の裏抜けも見事に止めていました。
「そこは自分の強みでもあるし、どんなに速い選手が来てもそこは負けないようにやってきたので、それが今日も出せて良かったです」
–神戸ペースで試合を進めていました。後ろにポジションを取りながら何を意識していましたか?
「1点が欲しかった状況で、守備はどういう状況でも(失点)ゼロでいかないといけないですし、そこは「集中を切らさないでいこう」と(最終ラインの)4人で話していました」
–試合を通じて隙がないプレーができた要因は?
「チームとしてやるべきことをやれていました。あとは点を取れれば良かったです。個人的にはここでやらないとずっとメンバー外だと思いますし、ここでチャンスをつかまなければ、この先はないなと思っていました。強い気持ちで臨みました」
–チームを鼓舞する姿もありました。
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