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「ゼルビアTimes」郡司聡

#田代真一(SC相模原)/「濃い時間を過ごした」大先輩との再会。同期と刻んだ絆の時間【南雄太引退試合レポート】

町田在籍は計2年半。相模原では三鬼海とチームメートだ

▼「雄太さんに呼んでいただいて感謝です」

注目のファーストプレーは、旧知の仲である武田英二郎への横パス。戦前、「同じサイドだね」と話していた横浜F・マリノスの下部組織出身同期へつないだパスは、数奇な運命を物語る。

横浜FCでチームメートだった南雄太引退試合に参戦した田代真一と、今季限りでの現役引退を表明している武田。同期の絆が形となったことに田代はこう言った。

「雄太さんに呼んでいただいて感謝です。英二郎は現役ではなくなりますが、一緒にボールは蹴り続けたいなと思います」

後半に45分間プレーした田代の個人的なハイライトは51分。柿谷曜一朗のシュートがポストにはね返ったこぼれ球をゴールライン上でかき出した。一方の武田は55分。南のボレーシュートでのゴールを演出する正確なクロスを供給。「雄太さんに良いアシストをした」と田代もうなずいた。

例えば2019シーズン。J1昇格を決めた横浜FCに多大な影響力をもたらした南との日々を田代はこう振り返った。

「30歳前半ぐらいで横浜FCに移籍して、濃い時間を過ごさせてもらいました。ピッチでは(雄太さんの影響力により)ゲーム運びや賢さみたいなものが横浜FCに身についたと思っています。雄太さんにはリーダーシップの部分も学んだかもしれません。そういったことを含めて、とても感謝しています」

新シーズンはSC相模原でのプレーも2年目に突入。期限付き移籍から完全移籍へと移行した三鬼海とともにJ2復帰を目指す。

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