「ゼルビアTimes」郡司聡

安井拓也/心の支えは仲間との目的意識の共有。かの地へ向かう男の胸中【栃木SC戦/今節のトピック】

■明治安田生命J2リーグ第21節
6月18日(日)18:00キックオフ
カンセキスタジアムとちぎ
栃木SC vs FC町田ゼルビア

クールダウンで同じ時間を共有する安井拓也と髙江麗央

▼「自分でなんとかしたかった」

安井拓也は、ただただ必死に食らいついていった。

前節V・ファーレン長崎戦の64分。クレイソンのバックパスをマイボールにした安井だったが、ボール処理が大きく、ルーズボールを長崎の櫛引一紀に回収されてしまう。だが安井はそのまま前進した勢いに任せて猛然とアプローチを仕掛けると、結果的にルーズボールがエリキの下へ。エリキは難なくGKをかわし、チーム4点目を決めた。ただ勝負を決める貴重な追加点となったものの、本人としてはイメージ通りのプレーではなかったという。

「個人としては、自分でやり切りたかったです。

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