【★無料公開】2019シーズン新体制発表会を実施。夢のJ1へーー。それぞれの覚悟
【唐井直GMから示された2019シーズンの方針】
「現場、クラブ、ファン・サポーター。三位一体でJ1への夢を追いかける」
4位に入った現場はJ1昇格が見える段階まできたものの、クラブはJ1ライセンス取得、そして集客面に課題を抱える。ただし、昨年の10月、経営体制強化のため、クラブはサイバーエージェントグループに参画。上の原グラウンドを“ハイブリッド芝”に変えることや、別の候補地でのクラブハウス建設など、施設面の拡充には見通しが立ちつつある。スタジアム基準も緩和され、6月のライセンスの申請次第ではJ1ライセンスを取得できる可能性が高まってきた。
一方で昨季の1試合平均観客動員が4,915人に終わった集客面は、J2でも19番目と大きな課題を残す。唐井GMは「ゼルビアを愛する人たちがほかの人たちへ、その熱を届け、一人でも多くの友人を連れてくること」を参加者に伝えていた。
「現場はJ1昇格の条件を満たす成績を取りに行き、クラブはJ1ライセンスを取りに行く。そしてファン・サポーターは1万人の集客に向けて努力を続ける。現場、クラブ、ファン・サポーターが三位一体となって、夢のJ1を追いかけていきたい」(唐井GM)
強固な三位一体を築くことで、J1仕様のクラブに近づく。昨季の最終節。複合的な要素が絡み合って1万人を達成できたとはいえ、町田にはそのポテンシャルがあることは実証された。ゼルビアに関わる一人ひとりがまず、できることから積み重ねていく。それに尽きるだろう。