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「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】J2第26節・長崎vs町田/長崎・高木琢也監督、梶川諒太選手、町田・相馬直樹監督コメント(3,017文字)

■明治安田生命J2リーグ第26節・7月31日(日)18:00キックオフ
長崎県立総合運動公園陸上競技場/5,009人
V・ファーレン長崎 1-0 FC町田ゼルビア
【得点者】長崎/5分 村上佑介

 

■高木 琢也監督(長崎)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「前節、松本山雅に負けはしましたが、今日は勝つためのプレーを選手たちがやってくれたと思っています。前節は負けているだけに今節を勝てたことは、価値のあることだと思います。内容に関しては、前半よりも後半に押し込まれたことはチームとしての問題点が原因です。もう少し全体をコンパクトにして、どういう状況でラインを上げるのか、どういう状況でラインをストップさせるのか、誰がボールアプローチに行くのか、それらをチームとしてもっとやらないといけません。そういったチームが抱える問題点を選手間で解決できるようになれば、もっと余裕を持ったディフェンスができたと思います。追加点を狙いに行きましたし、結果的に追加点を取る形にはなりませんでしたが、負けた次の試合で勝ち点3を取れたことが素晴らしかったと思います。今日はそういうゲームでした」

ーー後半の途中からシステムを[3-4-2-1]に変えましたが、それは町田の中村選手がトップに入って3トップのような形になったことが関係しているのでしょうか?
「それも少しありますが、疲れが見えていたことが一つの理由です。前半は相手のSBにうまくアプローチに行けていて、その流れの中で全体のオーガナイズができていましたが、後半は疲れがあってなかなかできませんでした。あとは町田が3トップのような形に見えるのは、相馬に聞かないと分かりませんが、2トップの選手がいて、サイドハーフの選手は中に絞ってくるので、町田はほぼ4枚のFWだというぐらい選手には話していました。

実際に前線が3枚になったかどうかは分かりませんが、たしかに中盤のアプローチは弱くなっていましたし、あのような形で佐藤が代わったので、1トップ2シャドーのほうが安定するだろうと思いました。そのぶん、相手の29番(森村)や6番(リ・ハンジェ)の選手に対してアプローチに行けなくなったことが押し込まれた理由だろうなと、僕はベンチで見ていました。あとはあの状態の中ではボールにしっかりと行って、ディフェンスとセカンドラインがしっかりと上下動を繰り返しできれば良かったけど、それができないことで押し込まれる原因となりました。例えば、5段階で守備の部分を表現するならば、3段階から3の後半ぐらいでやっていたので、例え話として余裕がなくなってしまったことが今日の反省点として残っています。ただ、あまりそこにはフォーカスせずにとにかく勝ったことがすべて。来週、熊本と対戦するときに修正できればいい」

ーー今日はしぶとい勝ち方だったと思います。上を目指す上でどこまでチームができてきたと思っていますか?
「全体としての統一感はだいぶできていると思うけど、余裕は一つもないので、一戦一戦頑張るだけだと思っている」

ーー梶川選手に代えて、ペク・ソンドン選手を投入しましたが、起用の意図と彼自身の出来はいかがでしたか?
「僕が質問に答える前に、彼を取材したほうが良いと思います。でも、僕が先にその質問に応えますが……。彼は非常にハングリーで勉強熱心で非常に真面目な選手。ウチに来る前に僕は彼の試合を6試合見た上で、いくつかのシーンの映像を一緒に見たときに、その見ている中で、いろいろと答えてくれました。その様子を見ていたことと、実際の彼のピッチ上でのプレーを見て、今日メンバーに入れること、ゲームに使うことに対して何ら問題はなかった。残り時間5分ぐらいで起用したでしょうか。もう少し長い時間彼を使うことも考えていたし、もう少しプレーを見たかったけど、ほかの選手の状況もあったので、あの時間帯での起用になった。ウチにいる選手にないものを持っている選手なので、今週チームに合流した中でいろいろなことを彼自身学べている。良いプレーをしてくれると思って起用した」

 

■MF 23 梶川 諒太(長崎)
ここへ来て歯車がかみ合ってきた
「ちょっとしたことでうまくいかなかったことが、ここへ来て歯車がかみ合ってきたかなという印象。もともと真面目な選手が多いし、やるべきことをやっていまはうまくいっている。守備の時間は多いし、落ち着いてボールを持てればもっとイヤなチームになれる。やらないといけないことがみんな分かってきているのかなと思う」

 

■相馬 直樹監督(町田)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「非常に東京・町田から遠い長崎へ、われわれのためにたくさんの方々に足を運んでいただきました。一緒に勝利を喜びたかったのですが、0-1という結果に終わり、喜び合えなかったことを申し訳なく思っています。ただ、最後まで選手たちの足を動かしてくれたのは、われわれに期待してくださったみなさまの声援と気持ちのおかげだったと思っています。勝利できなかったことは非常に申し訳なかったのですが、まずはサポーターのみなさまへ感謝の気持ちを述べたいと思います。

試合のほうは、先にセットプレーで失点をしてしまいました。最近の長崎さんは先に1点を取ることで結果が出ていたので、立ち上がりは気を付けようと話していましたが、最初のチャンスを決められてしまいました。そういう中で長崎さんにリードをされたあと、ブロックをしっかりと組んでくる長崎さん相手に対して良い形で攻めることができずに、その一方で思ったよりはカウンターを食らう形は抑えられたと思うのですが、チャンスも決められずに、0-1という結果になってしまいました。

われわれはリードされたあと、こじ開けて点を取ることがこのリーグの中でうまくできていない部分があります。もう一度、選手たちとそういう相手をこじ開けられるような形を模索して、今後に向けてブラッシュアップできるようにやっていきたいなと思います。今日のように気温も湿度も高い中、最後まで走ってくれた選手たちには感謝したいと思います」

ーー0-1の展開で後半に入りましたが、ハーフタイムではどんなことを強調されたのでしょうか? 後半に入る前に鈴木孝司選手と長く話していたようですし、後半のスタートは中村選手がトップに入るような形にも見えましたが、何か変化を加えたのでしょうか?
「ポジションが入れ替わっていたのは、選手たちの判断の下、バランスを見て変えていたのでしょう。特にベンチからは何も指示は出していません。ただハーフタイムで前線が1列にはならないように、ということは話していました。その流れの中であのような形(中村選手がトップに入るような)になったのでは。われわれからすると、いかに良い状態で前の選手にボールが入れるか、それを追求しています。ただあれだけしっかりと守備網を作られた中で入っていくことは簡単ではありませんが、ボールの出し手と受け手の呼吸を合わせるようにという話をして送り出しました」

ーー久木野選手など、3選手を交代出場させる形になりましたが、交代の意図を教えてください。
「(久木野選手の投入は)背後を狙うという意図がありました。いくら相手のディフェンスラインが下がっているとはいえ、それでも背後を突くことでラインを下げさせないといけないと思っていましたし、もちろん彼のスピードを生かして相手のラインを下げさせるという狙いがありました」

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