【無料公開・小野路便り】新コーナー『●●を聞いちゃいました』。第1回は“チーム主将のゲン担ぎ”
▼まさかの企画倒れ?
練習場発のトピックを紹介している「小野路便り」に新コーナーが登場! 題して、『●●を聞いちゃいました』。記念すべき第1回は、FC町田ゼルビアの偉大なるキャプテン、リ・ハンジェ選手に『ゲン担ぎを聞いちゃいました』。
新企画の期待と不安が入り混じった記者は、「サッカーからは少し外れますが……」と前置きした上で、リ・ハンジェ選手に「試合に勝つために何かゲン担ぎをしていますか?」と聞いちゃいました。すると、ゼルビア・ブルーの主将は「特別ありません」と即答。いきなりの企画倒れのピンチに陥ったのです(汗)。
しかし、そこはチーム主将。心の内面が顔に出やすい記者の表情から、困惑した様子を察知したのか、リ・ハンジェ選手は「例えば、ピッチに入るときも『右足から入っていたっけ? 左足から入っていたっけ?』と忘れるぐらいだから、ゲン担ぎはないですよ(笑)」と笑いのネタを投下しながら、見事なまでのフォローを披露してくれました。
そして、リ・ハンジェ選手いわく、「ゲン担ぎはないけど、いつも変わらないルーティーンはある」とのこと。試合に集中できるような状況を自分で作れるように、例えば試合当日の食事の時間は、基本的に試合のおよそ4時間前にセッティングしていると言います。プロ生活15年。「準備は怠らないようにしている」というチーム主将の言葉は、たいへん力強く聞こえました。
「スパイクの紐を右足から結んでとか、そういうゲン担ぎはない。ゲン担ぎをして勝ち続けられればいいけど、いつかは負けるときが来るので、必ず勝てるゲン担ぎがあるのならば逆に聞きたいぐらいですよ(笑)。勝てるお守りがあれば、持ちたいですねー」
われこそは「勝利を呼び込むゲン担ぎがある!」という町田ファン・サポーターの方。ぜひ、小野路グラウンドでリ・ハンジェ選手を唸らせるゲン担ぎを紹介してください。よろしくお願いします!
ちなみに、記者の場合は某コンビニエンスストアでチケットを買うと、ひいきチームが勝ち続けていたため、そのコンビニでチケットを買い続けるというゲン担ぎをしていた時代があります(え!? 聞いてない?)。
Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)