横浜本牧フットボールマニアックス

菊谷篤資の貪欲と宮内寛斗の献身【J3第31節・vs福島】

2022年10月29日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- RESULT -

明治安田生命J3リーグ第31節
Y.S.C.C.横浜 2―0 福島ユナイテッドFC
2022年10月29日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場:1,052人

[得点]
42′ YS 菊谷篤資
55′ YS ロリス ティネッリ

▼貪欲と献身

菊谷篤資が反応。飛んできたボールをヘッドで枠の上にはじき出した。

公式記録に記載された福島の前半のシュート数は、この1本のみ。対するY.S.C.C.も、前半のシュート数は1。菊谷が撃ったその1本は、この場面よりも後である。

この試合を通じて最初のシュートは、この福島・諸岡裕人の一打。時間で言えば、前半34分だった。

試合開始と共に、膠着状態である。だからこそキツい。中盤、山本凌太郎は語る。

「中盤に人数をかけられてそこでつながれて、そんなに怖くはなかったですけども、ボールを持たれているのが嫌な感じはしました。けっこうキツかったです」

その彼の横にいた菊谷が、「J3で一番ボールを持っている」と合の手を入れた。

それが福島。星川監督は「そういうチームですので」と語った。

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