心を鬼にして。攻め続けた宮内寛斗と身体を張り続けた菊谷篤資、そして間を取った彼【J3第6節・vs長野】
2022年4月16日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
－ RESULT －
2022明治安田生命Ｊ３リーグ第6節
Y.S.C.C.横浜 0―1 AC長野パルセイロ
2022年4月16日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場：1,477人
[得点]
76′ 長野 デューク カルロス
▼心を鬼にして
試合終了後の記者会見、長野の記者が質問をする。「このスタジアムに到着して、左ではなく右のロッカールームに入るのも新鮮」と答えた彼が、こちらをチラっと見たような気がした。不思議な感覚を覚えながら、よく聞いた声色を耳に入れていく。
「心を鬼にして」
長野の監督となった彼も、同じことを考えていた。
「前任の監督との対戦ということで、クラブとしてもファン、サポーターのみなさんとしてもいつもとは違う思い入れのある一戦で、去年試合に出ていた選手たちは成長した姿を魅せたいだろうし、出れていなかった選手は絶対倒してやるという特別な感情があったと思います」
Y.S.C.C.を率いる仲田監督が、選手たちの想いを代弁。誰もが心を鬼にしていた。
（残り 2304文字／全文: 2745文字）
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
最新プレミアムコンテンツ
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ