横浜本牧フットボールマニアックス

シュタルフ監督「vs自分たちのメンタル、という位置づけ」抑圧されたサッカー選手の宿命【J3第19節・vsG大23】

2020年10月1日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- NEXT MATCH -

2020明治安田生命J3リーグ 第19節
ガンバ大阪U-23 ― Y.S.C.C.横浜
2020年10月4日(日)14:00
パナソニックスタジアム吹田

Y.S.C.C.横浜
14位:4勝6分8敗 勝点:18 得失:-12(26-38)

ガンバ大阪U-23
12位:5勝3分10敗 勝点:18 得失:-20(26-33)

 

▼本当の敵は自分の中にいる

ゴール前は誰も近づけない、聖域のように見える。吉田が練習後、ひとり黙々とシュート練習をしていた。

あれから一週間が経とうとしている。「内容はそんなにひどくない」、だが「結果はひどい」。シュタルフ監督は「メンタル的にはキツい」と選手たちの心の内を代弁する。Y.S.C.C.は、当初から予定されていた2つのオフを過ごした。だが、サッカー選手とて人間である。今こうして監督と話しているように、記憶のどこかに残っている。

吉田明生という人物が、自主練という行動を取っている。抑圧された彼らは、そのサッカー選手の宿命と戦っている。

(残り 2084文字/全文: 2547文字)

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