稲葉洸太郎が仲間へ送った最後の言葉【フットサル】
2020年3月1日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
YSをF1に上げる。稲葉洸太郎はその志を持ち、YSにやってきた。そして2年の歳月を経て志は達成。今季限りでの引退を表明した。
稲葉はかつて、F1昇格は「ひとつの仕事」と表現したことがある。そして、もうひとつ「仕事」がある。来季、F1の舞台で戦う仲間たちを前にした稲葉は、その最後の「仕事」に取り掛かった。
3月1日、Y.S.C.C.横浜はシーズン最後のトレーニングを終えた。それは同時に、稲葉洸太郎、現役生活最後の日でもあった。
稲葉洸太郎
2年間一緒にプレーしていただいて、仲間に入れてくれてありがとうございました。こういった形で引退にはなりますけども、このチームを最後に終えられることが財産だと思います。これから未来があるチームだと思うので、観に来るだけではなくこれからも何かしらで携われるようにしたいと思います。
このチームで思うことを言っておくと、今シーズン勝ってきた大きな要因がフットサルの上手さや経験ではない、ということをみんな分かっておいてほしいと思う。
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