齋藤学は毎日グラウンドに出てリハビリを進めている。ランニングのペースも上がり、左足でボールを蹴る場面も [練習フォトレポート]
チームは23日の天皇杯準決勝・柏レイソル戦に向けて調整している。本稿では、先週末から今週にかけてのトレーニング風景を写真とともに紹介していく。
この時期は来季に向けた契約交渉も重なるため、モチベーションの維持が難しいケースも多々ある。また、外国籍選手は昨季のように早期帰国を希望し、チームの規律を乱してしまうケースも珍しくない。
だが、現在は負傷離脱中の齋藤学を含めた全選手が同じピッチで練習を行っている。先週までは公式戦が組まれていないせいか緊張感に欠ける雰囲気もあったが、今週に入ってからは空気が一変。トレーニングには激しさと厳しさがあり、徐々に戦闘モードに切り替わっていることがうかがえる。
そんな中でも練習の合間に笑みを浮かべる選手が多く、充実感が伝わってきた。「この時期にサッカーができる選手はそんなに多くない」と下平匠。まずは準決勝・柏戦で元日決戦の切符を勝ち取りたい。
栗原勇蔵とミロシュ・デゲネクが話し込みながら給水へ向かう。栗原はデゲネクの良き兄貴分として相談に乗ることも多い。
リーグ戦終盤2試合は累積警告で出場停止だったマルティノス。天皇杯では爆発が期待される。
下平匠がゴールに迫り、飯倉大樹が飛び出してセービング。激しい攻防ながら飯倉は笑顔を見せるなど好調を感じさせる。
ボール回しの最中になぜか転倒してしまった栗原勇蔵。芝生に寝転がり、空を見ながら爆笑していた。
不動のムードメーカー・金井貢史は大きな声で練習を盛り上げる。ピッチ内外で貢献度の高い選手だ。
ダッシュを仕掛けた栗原勇蔵にディフェンス役の伊藤翔の手が引っ掛かり、栗原は転倒寸前になりながら再び笑う。
左からパク・ジョンス、下平匠、マルティノスの3選手が練習試合を見学。マルティノスは少し寒そうだ。
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