「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「まさかSBで点を取るとは思っていなかった。でもどんなゴールでも自分にとってはリーグ戦初ゴール。入るときは入るんだなと」(遠藤)他 [ガンバ戦後コメント]

 

 

【試合を終えて】

エリク モンバエルツ 監督

「今日は自分たちが勝ちに値するプレーができた。前半は守備でうまくゲームをコントロールできた。前半はガンバにあまりチャンスを作らせなかった。そして相手は前からプレッシャーをかけてきたが、それによって体力を消耗したと思う。後半はガンバにとって難しい展開になるだろうと予想していて、実際にそうなった。後半はスペースが生まれたことで相手のプレッシャーをかわして得点チャンスを作れた。もう1点取れたと思うが、戦術的に戦ってくれた選手を称えたい」

 

MF 20 マルティノス

「前半は相手がフレッシュな状態でプレッシャーをかけられてしまった。それによってミスはあったが、特に内容が悪かったわけではなかった。しっかり我慢して戦えたと思う。後半に入って相手が疲れてくると予想していたし、スペースが生まれればカウンターでチャンスを作れると思っていた。もっと向上しなければいけない部分もあるが、前半は相手にある程度やらせてもいいと考えていた。実際そういう形で後半になってスペースが生まれた時にチャンスを作り、チームとしてゴールを決められた」

 

 

 

下バナー

 

MF 18 遠藤 渓太

「(齋藤)学くんのポジションは僕と直輝くんとイッペイくんで争うにことになるとわかっていたし、みんなが狙っているポジションでもある。一番悔しいのは学くんだけど、それをあまり見せないようにしているのも感じている。学くんがチームを引っ張ってくれていたのを見ていたし、学くんの代わりはできないけど、残り試合はしっかりプレーしなければいけないと思っていた。でも今週の練習で自分がいいプレーを見せられたわけではないし、今日の自分のプレーもダメだった。ポジションが違ったこともあるけど、攻撃面で自分のプレーを出せたわけではないし、守備でも後手に回っていた。でも勝ってできる反省もある。(リーグ戦初ゴールについて)周りは見えていなかった。伸ばした足に当たった。まさかSBで点を取るとは思っていなかった。でもどんなゴールでも自分にとってはリーグ戦初ゴール。入るときは入るんだなと。学くんが抜けた次の試合で自分が点を取れたのはすごく不思議。試合を通して自分が前向きにプレーできていないと感じていた。残り時間を考えた中で、自分が攻撃に参加するのは最後かなと思っていた。去年だったら決められなかったかもしれない。今日は決められてよかった。今年中に点を取りたいと思っていた。去年と同じではいけない。サポーターが求めているのは1試合だけではなく、点を取り続ける選手だと思う。これで髭を剃れます(笑)」

 

DF 22 中澤 佑二

「1-0や2-0で勝ちたかった。最近はずっと失点が続いている。勝ってよかったけど、ディフェンスの選手としては失点していることが気になる。どんな形であれ、サイドでプレッシャーが甘くなって、ゴール前で失点した。DFは無失点で勝って初めて評価されるポジション。(初ゴールの遠藤について)失点に絡んでいたというのもあるけど、決められてよかったんじゃないか。前半はあまり良くなかったけど、後半に入って修正して、彼なりにいろいろ考えながらプレーしていた。結果的に点も取れてよかった。これで髭を剃れますね(笑)」

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ