「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マリノス一筋でボールを蹴り、最後はトリコロールのユニフォームを脱ぐ。それこそ栗原が思い描く未来予想図であり、夢 ・・・栗原勇蔵33歳の契約交渉

 

10日、マリノスはDF栗原勇蔵(33)と1回目の契約交渉を行った。昨季に引き続き開幕からレギュラーポジションを中澤佑二とファビオに譲り、CBの3番手という位置付けは変わらなかった。1stステージ後半にファビオが負傷離脱した局面でしっかりと勝利に貢献したものの、シーズン終盤は右ひざの負傷離脱もあり、結局リーグ戦12試合の出場にとどまった。

そして、クラブは栗原に対して猛烈な減俸提示を行った。日本代表に招集されていた時期に年俸が高騰するのは当然だ。したがってチームでは中村俊輔、中澤に次ぐ高給取りの日本人選手で、キャリアに対してのプライドもある。クラブ側の提示を受け入れ難い気持ちも少なからずあったはず。だが、交渉を終えた栗原の表情は、とても晴れやかだった。

 

 

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