「ドキドキの日曜日になると思う。でもそれを楽しみたい」(榎本)・「次の試合では必ずゴールネットを揺らせるようにしたい」(前田)他 [ガンバ戦後コメント]
【試合を終えて】
エリク・モンバエルツ 監督
「今日はとても良いゲームだったのではないかと思う。両チームが攻撃的にプレーしていた。特に我々は、後半にゲームをコントロールできていたと思う。そして守備もうまく機能して失点ゼロに抑えることができた」
――チャンスを作りながらも決定機で外すシーンが多かったが、いかに次の試合に修正する?
「まず大事なことは、流れの中でチャンスを作るということ。たしかに最後の決め切るところで、リアリズムの部分が足りなかった。ビルドアップや裏を取るところまではできているので、やはり最後のシュートを決め切るというところを向上させなくてはいけない。皆さんもご存じのとおり、ゴールを決めることがサッカーで一番難しい部分。決め切ることで、そこまでの攻撃のすべてが完結することになる」
MF 25 前田 直輝
「正直、勝てた試合だったと思う。1点取っていれば次の試合の状況が良くなっていた。次の試合では必ずゴールネットを揺らせるようにしたい。今日の前半も消えていたと思う。ただ相手の左サイドの藤春選手にスピードがあったので、自分の背後を取られないことを心がけていた。そこでのマッチアップは楽しかったので、次の試合も出場するチャンスがあったら駆け引きのところで先手を奪いたい。次のゲームは1-1ではダメ。勝つことにこだわってプレーする」
DF 24 金井 貢史
「やりたいサッカーができていたと思う。でも次も同じ展開になるとは限らない。しっかり失点ゼロで抑えて、勝つことにこだわりたい。今日はオレが決めていれば勝てたと思うので申し訳ない気持ちしかない。トラップがうまくいきすぎて余裕があった。大事に狙い過ぎて枠を外してしまった。でも全体的には攻撃にうまく絡めていたと思うし、相手のSBがマル(マルティノス)を警戒していたので、そこでボランチの間にスペースがあった。そこにうまく入って、マチくん(中町)が自分を使ってくれた。あとは目に見える結果につなげること。次は自分としてもチームとしても決め切ることが大事になる」
GK 1 榎本 哲也
「次が大事。欲を言えばアウェイゴールがほしかった。内容的にはビルドアップがうまくできていたし、後半はウチのほうがボールを持つ時間は長かった。次につながる内容はたくさんあった。でも第2戦は1-1ではダメ。気を引き締め直して戦う。まだ気が抜けない。ドキドキの日曜日になると思う。でもそれを楽しみたい。次はサッカーをよく知っている選手が出てくるはず。だからこそアウェイゴールがほしかった。ここまで分が悪い試合は何試合もやってきた。それでも勝ち上がってきたから、今回も同じこと。勝って決勝に進みたい」
DF 22 中澤 佑二
「今日の試合はてっちゃん(榎本)が頑張った。どちらに転がってもおかしくないゲームで、両チームのGKが最後のところを防いでいた。ウチとしては最低限の結果。欲を言えば点がほしかったけど、次のホームゲームを1-0で勝てば決勝に進める。第2戦はメンバーも変わるだろうし、今日と同じイメージとは一概に言えない。ヤット(遠藤)が入ることでラストパスの質な精度が上がってくる。気をつけないといけない」