樋口監督『続投』の理由 :藤井雅彦ここだけエクスプレスレポ
すでに各種媒体で報じられ、筆者自身もエル・ゴラッソにて掲載した重要な事実について話そう。
12月1日に行われた2012シーズン最終節・サガン鳥栖戦終了後、嘉悦朗社長が「来季も続投です」と2013シーズンも樋口靖洋監督がチーム作りを行うと名言した。
あくまで水面下ではあるが10月末の時点ですでに決定していた事実である。最終順位が昨季の5位を上回る4位と2005年以降で最高の成績だったのは動かぬ事実なのだが、鳥栖戦に敗れれば9位で終わる可能性もあった。4位から9位と可能性に大きな幅があっただけに、4位という順位だけが判断理由になったわけではないことがうかがい知れる。
嘉悦社長の発言や報道では『続投』という言葉が先走っているが、これは正しい事実ではないことを伝えておこう。樋口監督は昨年12月30日に監督就任が発表され、マリノスと2年契約を結んでいる。つまり今シーズン、そして来シーズンまで指揮を執るのは
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