11月全勝への期待。 天野純のゲームコントロールが鍵を握る [J37節 湘南戦プレビュー]
中2日でメンバー変更も視野に
11月全勝をかけて、アウェイの湘南ベルマーレ戦に臨む。
今月はここまでブリーラム・ユナイテッド、サガン鳥栖、ジュビロ磐田、そして先日の浦項スティーラーズを次々と撃破。内容と結果が伴ったゲームばかりで、勝つべくして勝ってきたと言っていい。
水曜日の浦項戦では引いて守る相手に序盤苦しみながらも、押し込み続けるオフェンスと切り替えの早いディフェンスから先制点。後半にセットプレーからファウルを誘発し、アンデルソン・ロペスきっちりとPKを決めて勝利した。
懸念があるとすれば、そこから中2日という過密日程だけ。シーズン最終盤なので無理をして残りの公式戦3試合を走り切る可能性もあるが、ここまでの流れを踏まえるとそれなりに先発を入れ替えて臨むのではないか。
浦項戦には後半途中から出場した天野純がどの位置で出場するか。西村拓真が累積による出場停止のためトップ下でスタートする可能性もあるが、中盤の底は喜田拓也と渡辺皓太が万全ではない。浦項戦に先発した小池龍太も無理をさせられない。ならばボランチ起用が有力だろう。天野のゲームコントロールが鍵を握る。
必然的にトップ下は植中朝日の出番になる。磐田戦では素晴らしいアシストとボールキープを見せたが、ゴールの歓喜はもたらせず。浦項戦でもチャンスらしいチャンスに恵まれなかった。飛躍の足掛かりを掴んだシーズンなのは間違いないだけに、シーズンの終わり方が大切だ。
天野や植中といった準レギュラーの活躍が、主力に刺激を与える。「競争力を上げたい」と繰り返すジョン・ハッチンソン監督が描く青写真をリアルにしたい。
畠中槙之輔が果たすべき役割
ディフェンスラインの、特にセンターバックはここへきて選手の駒が出揃ってきている。
浦項戦ではベンチに畠中槙之輔と渡邊泰基が入り、前者は出番なし。後者は後半途中から警告を受けているエドゥアルドに代わってピッチに立った。
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