「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(1週間前はボールパーソンだったが)「その時はここまでの展開を想像できていなかった(笑)。『なんでここにいるんだ?』と言われてイジられた(笑)」(望月 耕平)他 [ブリーラム戦後コメント]

 

[コメント]

MF 45 ジャン クルード

「右サイドバックとしての出来は、見ている人と自分の感覚はまた違った印象があると思うので、自分がどう感じたかということは控えておこうと思う。ただ、常にチームを助けるためにプレーするという気持ちなので、それができたという印象を持てたのはいいことだと思う。

 

 

 

 

(3点の起点になったが)チームとしての目標に向かっていくためにチームを助けたいと思っているので、それができたことはよかった。同じ右サイドバックでプレーした川崎戦は出場時間が短かったけど、今日は90分プレーできた。ゲームが進んでいく中で良くなっていった感覚があり、こうした方がいいと思うプレーを継続できたことがよかったと思う。

 

 

 

(言語が違う上島拓巳選手、ヤン・マテウス選手と右サイドで組んだが)とにかくひとつになることさえできれば、言葉の壁を越えると感じている。日々一緒にトレーニングできている中で、この選手はこういう特徴があるということを理解しながら今日は自分のサイドでひとつになれたと感じた。それがスムーズさにつながったと思う。シュートは5本くらい打って決められなかったけど、次は3本打ったら3本決める。アタッキングサードでのクオリティに関してはボールを失うこともあったので、その数は減らさないといけない。奪われても切り替えればいいという考えもあるけど、攻撃につなげていくアクションを起こしたい」

 

 

MF 18 水沼 宏太

「相手に退場もあったし、前半の最後に立て続けに2点入って、それも良かった。僕らがめちゃくちゃ良かったかと言われたらわからないけど、しっかりと勝ち切って、たくさん点を取って、観に来ている人にたくさんゴールシーンを見せられたのは良かったと思う。

 

 

 

 

(アシストについて)出たらあの形をやりたいと思っていた。ジャンがサイドバックに入る動きはあまり見たことがなかったけど、前半見ていて「こういう感じかな」と頭で考えながら、イメージ通りで気持ち良かった。引いた相手でもああやって人が絡めば崩せる自信はある。今日は相手がボールウォッチャーになりやすかったので、前半からああいう形でやればもっと崩せたと思う。得点シーンは(植中)朝日も(宮市)亮も最後フリーでいたので、サイドに人数をかければ中はああいう形になることを証明できたと思う。でも出場してから1点しか入らなかったことは悔いが残るのでクオリティを高めないといけないし、自分も決める切るところと合わせに行くところのクオリティは少し残念だったので、もっと練習したい。

 

 

 

(ユース2選手のデビューについて)フレッシュさはないと思う(笑)。まだまだできると思う。何のために出ているのか彼らはまだ理解していないと思うし、そこはまだまだ甘いと思う。ただ練習に参加して、そのまま今日試合に出たという感じだったと思う。そのプレーは誰でもできる、でもお前らは違うことができるというのをみんな期待している。試合に出てうれしい気持ちは声に表れると思うのに一言も聴こえないのはちょっと残念かなと思う。でも彼らにとっては大きな一歩だし、ACLEの舞台でプロのピッチに立てたことは「良かったね」と言ってやりたいけど、これが当たり前じゃないということをわかってほしい。これからマリノスを引っ張っていってほしい存在として期待されているなら、なおさらのこと。ただパスをつなぐだけじゃなくて、もっと覇気があっても良かったかなと、今日の展開ならね。それが一緒にやった僕の感触です」

 

MF 35 榊原 彗悟

「相手がひとり少なくなったので自由にやれたところは大きかったけど、あの展開であの相手なら、このプレーが基準にならないといけない。もっと結果につながるプレーをしたかったので、そこは満足していない。セカンドボールのところは自分の良さのひとつでもあると思うし、相手が少なくなってからも、その前も、セカンドボールの回収は意識していた。そこはしっかりと出せたと思うこの展開なのでゴールへの関与がほしかったし、もっともっとやらないといけない。これをベースにしないといけない」

 

 

 

MF 42 望月 耕平

「緊張しました。でも自分のプレーを出すだけなので、観客の方たちが押してくれた部分もあるし、のびのびとプレーできました。試合に絡むことができてうれしい。普段はもうひとつ前のポジションだけど、今日は急にボランチでやることになって、あまり前に出ないで止まってボールを供給しろという指示が出ていました。個人的にはもう少しボールに触って、はたければ良かったかなと思っています。でも自分的にはまだ足りないかなと。ここからどんどん試合に使ってもらえるようにアピールして、自分を出していければと思います。試合中の選手たちの声は、この観客がいる中で聴こえない部分もあるけど、選手たちは全員で要求し合っている。そこに置いていかれないように、自分から積極的に話していかないといけない。

 

 

 

 

(デビューは)やっと、という思いがあるけど、いい形でデビューさせてもらって勝てた。前線の選手たちが点を取ってくれて、いい状態で試合に出させてもらった。

 

 

ヨコエク

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