「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

山口戦でゴールを決めた水沼宏太がお膳立てしてくれたヤン・マテウスと喜び合う。宮市亮が負傷離脱している今、ゲームチェンジャーの役割を担う重要人物だ [フォトレポート]

 

 9月は試練の1ヵ月だった。

 それでもマリノスには複数のタイトルを獲得できる可能性がある。来月上旬から中旬にかけてルヴァンカップ準決勝を名古屋グランパスと戦い、下旬に組まれている天皇杯は準決勝でガンバ大阪と相まみえる。どちらの大会も頂が見えそうな位置にいる。

 良い流れを作りたい。まずは水曜日のACLE蔚山現代戦で必勝を期し、週末には柏レイソルとのリーグ戦に臨む。休む間もなく公式戦がやってくるタフな日程だが、結果を残しているからこその幸せな時間にしなければいけない。

 ここでは先週水曜日の天皇杯準々決勝レノファ山口FC戦と土曜日に行われたFC東京の印象的な場面をフォトレポート形式でお伝えしていく。

 

3年目でのプロ初ゴールに「やっと、というか遅かった」と苦笑いの山根陸。最近はプレータイムも増え、喜田拓也や渡辺皓太と遜色ないパフォーマンスを見せている。

 

山口戦で不運な形での退場となってしまったのはジャン・クルードだ。それでもボランチとして初めてプレーし、サイズや高さなどライバルと違うスケール感を随所に披露した。

 

ゴールを決めたアンデルソン・ロペスに松原健が飛びついて喜ぶ美しい光景。背番号10はこれで今季19ゴールとなって、2年連続20得点に王手をかけた。

 

 

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