ハリー・キューウェル監督解任へ。 端を発したのは成績によるところが大きいが、それだけではない
今季から就任したハリー・キューウェル監督(45)の解任がこの日までに決定的となった。
2シーズンぶりのリーグ王座奪還を目指してスタートしたマリノスは、ここまで8勝5分10敗の12位と苦しんでいる。ACLではクラブ史上初となる決勝に進出したが、対戦相手のレベルに助けられた面が大きかった印象は否めない。天皇杯は4回戦進出を決めているものの、2回戦と3回戦でいずれも格下相手にPK戦まで持ち込まれての辛勝だ。
ACL勝ち上がりによって過密日程に拍車がかかり、さらに主力選手が相次いで負傷離脱したのは不運だった。中2~3日で続く連戦では選手をターンオーバーさせるなど懸命にやり繰りしたが、経験に乏しい青年監督は立て直せず。采配に一貫性は乏しく、むしろ混乱を招くばかり。鹿島アントラーズに4-1の快勝を収めたこと以上に、内容に進捗が見られないのは大きな問題だ。
解任に向けて端を発したのは成績によるところが大きいが、それだけではない。
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