「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

フレッシュさを出しながら、きっかけとなる1勝を。 センターバックには山村和也の起用が現実味を帯びてきた [天皇杯3回戦 水戸戦プレビュー]

 

ターンオーバーが視野に入る

 

悪い流れを断ち切るためには、おそらく勝利しかない。

ガンバ大阪戦から中3日、今度は別コンペティションの天皇杯に臨む。3回戦の相手はJ2の水戸ホーリーホックだ。2回戦ではFC岐阜にPK戦の末に辛くも勝利を収めたが、今回はしっかりと所属カテゴリーの差を見せるようなパフォーマンスに期待したい。

普通に考えれば先発をターンオーバーが視野に入る局面だろう。ガンバ戦は先週水曜日のサガン鳥栖戦から中2日のアウェイゲームで、関西特有の蒸し暑さもすさまじかった。連続出場している選手の疲労が蓄積しているのは想像に難くない。

ちなみに、レンタルバックが発表済みの西村拓真や完全移籍での加入が今日発表されたジャン・クルードが出場できるのは登録の都合で14日の鹿島アントラーズ戦から。加えて言うと特別指定選手の塩貝健人も明日の試合には起用できない。

 

 

 

ストライカーポジションに入るのは、順当ならば植中朝日。リーグ戦ではアンデルソン・ロペスの高い壁に阻まれているが、スペアカードとして果たすべき役割は小さくない。サガン鳥栖戦ではビハインドの場面でロペスに変わってストライカーポジションに入ったように、ハリー・キューウェル監督からの期待値は高い。

 

 

 

本人は「ロペスしか点を取っていないような状況だけど、もし怪我した時にチームがどん底になってしまう。少しでも代わりにならないといけない」と危機感を露にする。インサイドハーフ起用が多いものの、ゴールという目標地点に変わりはない。

 

 

 

連戦連勤といえばアンカーの喜田拓也もリフレッシュが必要だろう。ここに控えているのは山根陸。出場試合数のわりにプレータイムが増えていないのは、喜田や渡辺皓太よりも強度という点で劣っているから。一朝一夕で解決するわけではないが、課題と向き合って次のステップに進んでほしい。

 

 

 

苦しいチーム状況を冷静に捉えながら「オレらにとってはめちゃくちゃチャンス」と言い切れるメンタルの強さは素晴らしい。植中や山根のギラギラ感がチームに勢いをもたらす。

 

 

トリコロールのプライドを示す戦い

 

最終ラインもリフレッシュさせたいところだが、どこまでメンバーチェンジする勇気を持てるかどうか。キューウェル監督の胆力が試されている。

 

 

 

ヨコエク

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