三門と中村の関係 [練習試合川崎戦] 藤井雅彦 -1,291文字-
5日、マリノスは中断期間を利用して川崎フロンターレと練習試合を行った。30分×4本の変則方式で行い、トータルスコア4-5という結果だった。
主力組が出場したのは1本目と2本目途中までの約45分間のみ。2本目途中からはGKを除くフィールドプレーヤーを総入れ替えした。そこで出場したのは藤本淳吾や兵藤慎剛、中町公祐、伊藤翔、天野純といったメンバー18人に入る面々である。
さて、レギュラーと目される選手の顔ぶれはフォーメーションのとおりである。GK飯倉大樹と4バックは、もはや不動といっていいだろう。ちなみに栗原勇蔵は前日の練習で右足首を痛め、この日は大事を取って出場しなかった。
変化があったのは中盤から前で、まずボランチに喜田拓也が戻ってきた。2ndステージ開幕戦のモンテディオ山形戦で右ひざを痛めて離脱していたが、リーグ戦再開後はピッチに戻ってこれそうだ。その喜田とコンビを組んだのは中村俊輔で、今後は再び中盤の底にプレーエリアを下げる見通しである。
2列目は右からアデミウソン、三門雄大、齋藤学という並び。そして1トップには「コンディションが上がっている」とエリク・モンバエルツ監督が目を細めるラフィーニャが入った。前線にラフィーニャ、アデミウソン、齋藤が並ぶ陣容は、システムや配置はともかくとして打開能力に優れる。どのチームが相手でもそれなりの威力を発揮するのは間違いない。いい形でボールが入れば高い確率でフィニッシュに持ち込めるだろう。
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