「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「このオーストラリア人がほんの少しプラスαで加えると思うので、そこを見てもらいたい。去年までなかった部分をいくつか持ってこれると思う」(ハリー・キューウェル監督)他 [新体制発表会コメント全文]

 

[コメント]

中山 昭宏 社長

--キューウェル監督就任にあたっての人選はどのような経緯について

「我々が横浜F・マリノスとして大事にしているアタッキングフットボールをしっかりと理解してくれている監督です。もちろん、さらに進化させてくれるという期待を持てる監督です」

 

 

 

 シティとも議論を進めていた。当然、ハリーも候補の中にいて議論を進めていった。並行してマリノスが求めるプライオリティをシティに理解してもらう。日常からコミュニケーションを取っているので、ゼロスタートではない。彼らの考えと自分たちの優先順位の中で、今回の結論に辿り着いた」

 

 

 

 

ハリー キューウェル 監督

――就任の経緯について聞きたい。セルティックでの仕事があったと思うが、どのようにして監督就任を決意したのか?

「アンジェ・ポステコグルーが監督だった時に、どれだけJリーグが素晴らしいリーグであるのか、そして自分が経験を得た最高の国だと言っていた。もし日本でやるチャンスがあるのであれば、絶対に受けたほうがいいと伝えてもらっていた。去年、日本の地に来てマリノスと試合をして、素晴らしいチームだと思った。マリノスの最終戦が終わってから監督のオファーをいただき、今日を迎えることができた」

 

 

 

――アンジェ・ポステコグルーだけでなく、前任者のケヴィン・マスカットとはオーストラリア代表でも一緒にプレーしていた。彼らから影響を受けている部分は?

「彼らとは長い付き合いで、いつでもアドバイスやサッカーの話をできる最高の関係だ。お互いに常にポジティブな考えをシェアできている」

 

 

 

――アタッキングフットボールの生命線でもある『ハードワーク』をどのように求めていく?

「今シーズンのメンバーを見て楽しみにしている。自分が選手たちに求めるのは、選手として人として成長すること。毎日の練習に来るだけでなく、自分が求められている、テストされていると思ってピッチに立ち、とにかく学びを止めないでほしい。自分はハードワークすることが好きだし、それをチームに求めたい。それがしっかりと結果につながるという成果を求めていきたい。学びを持って常日頃からやってほしい」

 

 

 

――今シーズンの具体的な目標は? それとアタッキングフットボールにキューウェル流を加えるとしたら?

「マリノスが今シーズンどのように戦うのかをこの時点で深くしゃべることは控えさせてもらう。このサッカーというのは攻撃的でボールを保持する部分と失ったあとのリアクションで強度の高いサッカーなので、そこは何も変わらない。このオーストラリア人がほんの少しプラスαで加えると思うので、そこを見てもらいたい。去年までなかった部分をいくつか持ってこれると思う」

 

――監督は名プレーヤーで日本でもよく知られている。選手としての目線と監督としての目線のふたつでマネジメントしていくと思うが、その特徴はどういったところになる?

「現代サッカーは多数のクラブがアグレッシブさと前方向へのサッカーを推奨しているし、自分たちもそうだと思う。何かを大きく変えるのではなく、自分が思うほんの少しを加えることで違いを出せると思っている。このメンバーを見てもらえれば、前の選手、中盤の選手、守備の選手と素晴らしい選手が揃っている。戦術的な部分で動き方やパターンを付け加えられると思っている。ここまでしか言うことはできないが、楽しみにしていてほしい」

 

 

 

 

――セルティックのコーチ時代に前田大然を指導したと思う。今後、技術的な部分で選手に指導することはあるのか?

 

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