マリノスに加入して世界が一変した一森純。 「ものさし、すべてにおいての基準が高くなった」
練習グラウンドでは鬼の形相と柔らかい笑みを混ぜながら、ユニフォームを泥だらけにして大粒の汗を流す。年上の飯倉大樹にアドバイスを仰ぎ、年下のオビ・パウエル・オビンナや白坂楓馬に何気なく声をかける。すっかり守護神の風格が漂う一幕だ。
それなのに一森純の言葉は、加入直後からほとんど変わらない。
「必死についていく日々。そして、そこから逃げないことの繰り返しでここまで来た」
マリノスに加入して世界が一変した。これまでJ1でコンスタントに試合出場を続けた経験はない。立場は一変し、前年王者のゴールマウスを守り、年間を通して優勝争いに身を置く。ずっと欲していた世界線である。
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