小池龍太が日産グローバル本社を訪問。 「自分が離脱して、あらためてファン、サポーターの心強さを感じた」 [小池龍太日産本社訪問レポート]
今日17日、マリノスのDF小池龍太が横浜市内の日産グローバル本社を訪問し、日産自動車社員に向けてホーム最終戦となる24日のアルビレックス新潟戦への来場を呼び掛けた。
熱烈なファン、サポーターでもある社員から激励の言葉を受けて「今の時点で日産自動車の社員の方600人にチケットを買っていただいたと聞いています。目指せ1000人、目指せ1500人、ひとりでも多くの皆さんが来てくれることを祈っています」とアピール。アタッキングフットボールに負けず劣らずの勇猛果敢な姿勢を見せた。
自身は3月29日の練習中に右膝蓋骨を骨折し、全治6ヵ月見込みと診断された。夏場に全体練習に戻りかけたが、その後は一進一退を続けて、現在は再び別メニューでのリハビリに取り組んでいる。
それでも地道なリハビリを続ける過程で光は見えてきている。少しずつではあるものの、復帰に歩を進めている実感がある。「ここ最近、あらためて膝の回復を感じている。膝の痛みなく走れる喜びや少しずつボールを蹴れる喜びを感じている」と大勢集まった日産自動車社員に爽やかな笑顔を見せた。
同じ箇所を繰り返し負傷、手術したため慎重にならなければいけない部分はある。残り2試合となったリーグ戦での復帰は厳しいかもしれない。だが、今季から副主将を務める背番号13の目は死んでいない。
「僕の開幕戦がちょうど1ヵ月後だと自分の中では思っている。ACL(12月13日の仁川戦)に出られるかどうかギリギリのところを走っているけど、その日が終わるまで諦めない。残りのリーグ戦2試合でも負けている時間帯や相手が有利な時間帯があるかもしれないけど、僕も諦めずにやっているし、それはいま戦っているメンバーも同じで、彼らを信じて最後まで応援する」
誰ひとりとして、何も諦めていない。逆転優勝へ向けて、マリノスは全員がピッチ内外で全力を尽くす。
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