「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「栄養を無視して食べることはできない」と話すこだわりの食事に始まり、話題は一人暮らしや英会話のトレーニングへ。 無限大の可能性が広がる20歳は、あどけなく笑った [山根陸インタビュー(後編)]

【山根陸選手インタビュー(後編)】

実施日:8月31日(木)

インタビュー・文:藤井 雅彦

 

インタビュー最終回では、山根陸の知られざるプライベートにスポットライトを当てていく。

「栄養を無視して食べることはできない」と話すこだわりの食事に始まり、話題は一人暮らしや英会話のトレーニングへ。

無限大の可能性が広がる20歳は、あどけなく笑った。

そんな素の部分を少しでも伝えられたら幸いだ。

 

 

前回から続く

 

味噌ラーメンのお店で、ひと口目は感動しました。でも、だんだん最後は胃が重たくなってきて、感動は一瞬でした(笑)

 

――8月17日に20歳の誕生日を迎えました。数日後の囲み取材では「ケーキは食べていないし、お酒も飲んだことがありません」と話していました。その後の進捗はいかがですか?

「ケーキは食べていません。いつから食べていないかな。昨年末にお母さんが実家にケーキを買ってきて、その時にひと口もらったかもしれません。基本的に甘いものは食べないですね。自分の身の回りにないです。日常的に置いてあったらわからないけど、たぶん食べないと思います」

 

――プロアスリートとして食事は欠かせない要素だと思います。かなりストイックな食生活を心掛けているのですか?

「周りと比べてストイックかはわかりませんが、自分なりに気を遣っています。まだまだ(体が)細いので食べる量と栄養価、それからタイミングも意識しています。寮に住んでいるので、普段は栄養士さんが計算してくれた食事を摂っていて、たまに実家に帰った時はお母さんが作ってくれた母親の味を楽しんでいます。

 

 

 

 オフの日は、美味しいお店を探すのが好きなのでジャンル問わず食べますよ。喜田くんのお誕生日会は先輩たちにお肉を食べに連れていってもらいました」

 

――さすがプロサッカー選手。ジャンクな食べ物とは無縁ですね。

「栄養を無視して食べることはできないですね。それはどんなに美味しくても、気持ちが良くないので。気持ち良く食べようと思ったら、いまは栄養が最優先です。

 例えば、麺類はそば、うどん、パスタです。そういえば去年のシーズンオフに両親とラーメン屋さんへ行きました。味噌ラーメンのお店で、ひと口目は感動しました。でも、だんだん最後は胃が重たくなってきて、感動は一瞬でした(笑)」

 

 

 

――胃がビックリしたんでしょうね(笑)。大人の階段という意味で、お酒への興味は?

 

 

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