「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

自らをブラッシュアップさせていく榊原彗悟。 約3ヵ月ぶりの公式戦出場でリスタートしたオビ・パウエル・オビンナ

 

北海道コンサドーレ札幌戦を戦い終えたチームがこの日、再始動した。ケヴィン・マスカット監督は「札幌戦ではこれまであまり出場していなかった選手や、ケガから戻ってきた選手を起用できた。結果はついてこなかったが、学べる点は多くあったと思う」と目を細めていた。

 

 

マリノス加入後の初ゴールを決めた榊原彗悟。彼自身にとって大きな一歩目となった。ゴールシーンをあらためて振り返って「体が勝手に反応した。自分でも本当にびっくり。ひとつ結果を残せたことは収穫だったし、自信につながる」と柔らかい笑みをこぼした。

 

 

一方で、チームが悔しい逆転負けを喫したことにも言及。榊原個人としても3失点目の対応で相手選手についていくことができなかった点を悔やむ。

「点を取れて嬉しいけど、一番大事なのはチームが勝つこと。そこにつなげられなかったことが悔しい。失点のところも自分がもうちょっとついていければ、違った展開になっていたはず」

 J1レベルの強度やフィジカル、連続性といった課題は残っていても、それ以上に光り輝くセンスや才能がある。この試合で残した爪痕と存在感を生かすために、これからも自らをブラッシュアップさせる作業を続けていく。

 

同じ試合で焼く3ヵ月ぶりの公式戦出場となったオビ・パウエル・オビンナも、次への歩みをスタートさせた一人。

 

ヨコエク

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