ファミリーが総力で掴んだ逆転勝利。 「助け合うところでの強みはどのチームよりもあるのがマリノス」(水沼) [J9節 神戸戦レビュー]
ロペスの2ゴール、そして渡辺皓太の今季初ゴール
決勝点を含む2ゴールで勝利に大きく貢献したアンデルソン・ロペスは「王者のメンタリティを持ってプレーできた」と胸を張った。
連係ミスから先制点を献上すると、局面での甘さから2失点目を喫した。前半途中までに2点のビハインドを追う展開は決して簡単ではなく、首位を走るヴィッセル神戸の好調ぶりも非常に厄介だった。
反撃の狼煙となったのがロペスのファーストゴールだ。
永戸勝也からパスを中央寄りのスペースへ侵入した水沼宏太が受ける。相手ディフェンスラインのギャップを見逃さず、すかさずスルーパス。ロペスはそのままの勢いで左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
渡辺皓太の今季初ゴールも素晴らしかった。前半終了間際、水沼からが落としたボールに対して右足一閃。「前節、ニアに打って止められたので、次に来たらファーに打とうと決めていた。頭の整理は、この前外したからできていたのかなと思う。チームにとってプラスになるゴールを決めることができてうれしい」と思わず頬を緩めた。
そして決勝点となる逆転弾は、ヤン・マテウスの左足クロスから。不本意な左ウイング起用にもしっかりと結果で応えるヤンは縦方向に持ち出してクロスを入れる。ロペスが個人能力の高さを見せつけるヘディングシュートでゴールに結びつけた。
(残り 994文字/全文: 1618文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ