「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「いかに止めるかで自分の価値を上げていけると思う」 完全復活を遂げた背番号4がマリノスを勝利に導く [J9節 神戸戦プレビュー]

 

 

西村とマルコスの二者択一は贅沢な悩み

 

水曜日のルヴァン杯磐田戦から中2日、今度はリーグ第9節神戸戦をまたしてもアウェイの地で戦う。

ジュビロ磐田戦を終えたチームは関東に戻らず、翌日からそのままの足で関西地方入り。昨日、今日と神戸に滞在してトレーニングを行い、明日の一戦に備えている。移動の負担を減らすことで、試合では良いパフォーマンスを発揮できるだろう。

 

 

先発はもちろん前節の湘南ベルマーレ戦の面々が基本となる。万全の状態で臨むために磐田戦で総入れ替えしたのは当然の一手で、ほとんどの選手はベンチにも入らなかった。神戸戦に向けた準備に余念がない。

もしルヴァン杯から継続先発するとしたら、その試合で先発復帰した西村拓真だろう。4月1日のセレッソ大阪戦後に体調を崩し、4月8日の横浜FC戦を欠場した。湘南戦前から復帰して、その試合は途中出場。磐田戦では先発して64分間プレーしている。体調はほぼ万全といっていい。

 

 

ただ、マルコス・ジュニオールの状態も悪くない。湘南戦では前半にバー直撃の惜しいシュートで2試合連続ゴールを逃したものの、パフォーマンスにはキレと覇気がみなぎっている。特に相手ゴール近くでプレーする意識が高まっているのは良い傾向で、背番号10は相手にとって怖い存在だろう。

 

 

 

ヨコエク

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