「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「この話を聞いた時に素直に『行きたい』と。断ることはできなかったというか、自分の気持ちとして、そこでチャレンジしたかった」(杉本健勇) [練習コメント]

 

[コメント]

FW 41 杉本 健勇

「このクラブにまた加入できてうれしく思う。今年はマリノスにとって連覇がかかっている年だと思うので、その重要なシーズンでチームの力になりたい」

 

 

――なかなかないタイミングでの加入となった。どのタイミングでオファーをもらい、決断した?

「僕が話を聞いたのは、1週間くらい前。自分自身の中でマリノスもそうだけど、ジュビロも大切なクラブだった。ジュビロの状況を考えて、僕もこういう移籍をするという予想はしていなかった。今シーズン始まる前にジュビロをJ1に上げたいと思ってスタートしたけど、この話を聞いた時に素直に『行きたい』と。断ることはできなかったというか、自分の気持ちとして、そこでチャレンジしたかった」

 

――今季から磐田へ完全移籍となったが、チームは補強できない状況だった。難しい決断だったのでは?

「Jリーグで稀に見る状況だったと思う。去年1年間ジュビロで試合に出て、降格してしまった。その悔しさを今年ぶつけようと思っていたし、1年でJ1に上げたいと本当に思っていた。開幕から4試合くらい出場していたけど、急なタイミングでこの話が来た。このまま試合に出ていていいのかなという気持ちもあったけど、最後はオレが決めることだと思う。自分のサッカー人生を考えた時に、もう半分過ぎていると思うし、長くない。その中でチャレンジしたいのが自分の気持ちだった。マリノスからこういう話が来たのはうれしい反面、苦しい決断でもあった」

 

 

 

――2021年後半に所属していたチームで示したいものは?

「僕がいた時からスタイルは変わっていない。サッカーもそうだし、取り組む姿勢も。監督が求めていることも整理できている。まだ2日間しかやっていないけど、大きくは変わらない。でも、ほかのチームとやっていることは違うので、そこはフィットしないといけないし、そのための努力をしないといけない」

 

 

――マリノスのどんなところに居心地の良さを感じる?

 

ヨコエク

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