一森純にかかる責任と期待。トリコロールにふさわしいGKになるために [J5節 鹿島戦プレビュー]
今すべきことは大幅なメンバーチェンジではない
前節喫した今季初黒星をどのように消化し、次へ進むか。問われているのはリバウンドメンタリティであり、自分たちを信じる気持ちだろう。アンジェ・ポステコグルー監督が「信じることが大事」と繰り返し話していたのが懐かしい。
札幌戦では相手のマンツーマンディフェンスに苦しみ、思うようにビルドアップできなかった。具体的には、なかなか前方向へボールを運べずに苦しんだ。ケヴィン・マスカット監督は「セーフティにやっているところがあった」と指摘しており、相手チームと性質が変わっても主題はここになるだろう。
そのためにすべきことは、大幅なメンバーチェンジではない。たったひとつの敗戦で選手選考がブレていたら、長いシーズンを戦うことなどできまい。問題は人ではなく、プレーの内容と方向性だ。抱えている課題から目を背けるべきではない。
とはいえ永戸勝也が出場停止明けで帰ってくるのは、とてつもなく大きい。エウベルとのホットラインは最大の拠り所となる。右サイドバックには松原健が戻ってくる見込み。札幌戦は前日夜からの体調不良で無念の欠場となったが、この試合に照準を合わせて調整している。
明日の試合に向けて、前線で孤軍奮闘しているアンデルソン・ロペスが今のチーム状況とやるべきことを教えてくれた。
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