「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

いまはまだ選手全員が横一線。競争がいよいよ始まる [沖縄キャンプ5日目] 藤井雅彦 -2,212文字-

 

キャンプ5日目を迎え、選手たちの疲労はピークに達している。練習開始前の表情もどこか曇りがちで、おそらくはそれなりのストレスも溜まっているのだろう。疲労感はどことなく漂ってくる。

それでも練習が始まれば比嘉祐介や天野貴史といったムードメーカーが存在感を発揮し、自然とチームを盛り上げる。彼らの言葉や、彼らに対するイジりでチーム全体から笑みがこぼれる。これが疲労とストレスを軽減させてくれているのだろう。

3日目午前の練習で負傷離脱したラフィーニャも、幸いなことに重度の負傷ではなかった。検査の結果は右足甲のねん挫で、この日は午前中にバイクをこぎ、午後はウォーキングを行った。一次キャンプで出遅れてしまったのは痛いが、悔やんでばかりもいられない。前を向いて復帰に向けて歩を進めてもらうしかない。

この日のトレーニングを終えて、キャンプは最終日の練習試合を残すのみとなった。しかしながら、19日の始動日以降、沖縄キャンプも含めてチームはまだ一度も紅白戦を行っていない。ゴールをペナルティエリアラインに設置した11対11は実施しているが、フルコートでのゲームは一度もない。そういった中で、明日は全員が今年初めてのフルコートゲームに臨むことになる。

それぞれの時間設定は調整中のようで、本数はどうやら3本行う模様。気になるのはメンバー編成だ。あくまで参考でしかないものの、この日のチーム分けを紹介しておく。

 

 

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