「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

5枚のセンターバックは全員がコンディション良好。 スーパーカップを有効活用し、組み合わせのベストアンサーを見つけたい [開幕前ポジション別考察(センターバック編)]

 

ポジション別考察の第6回は、いよいよセンターバックだ。

昨季終盤はこのポジションに固定された岩田智輝が高いパフォーマンスを披露した。

MVPに輝いた彼がチームを離れた今、いったい誰が最終ラインを支えるのか。

そして連覇を目指すにあたり、質と量が足りているのかを検証していく。

 

 

 

選手の入れ替わりは少ないセクションで、唯一の変化は岩田智輝が抜けて上島拓巳が加入した。そして實藤友紀、エドゥアルド、畠中槙之輔、そして角田涼太朗といった面々が今季も最終ライン中央を担う。

 

 

軸になるのは、昨季終盤にMVP級の働きを見せたエドゥアルドだろう。空中戦の強さは折り紙付きで、自信満々に振る舞っている時の彼はリーグ屈指のセンターバック。今季は新たに副キャプテンを務めるようにリーダーシップにも長け、すっかりチームの中心選手だ。宮崎キャンプはコンディション不良でやや出遅れたものの、現在はフルメニューをこなせる状態に戻っている。

 

 

そのブラジル人センターバックに力強く挑戦状を叩きつけているのが角田だ。こちらはエドゥアルド以上に順調で、練習試合でもモチベーションの高さがひしひしと伝わってくる好パフォーマンスを見せた。「周りから頼られる選手、存在になっていきたい」というテーマを掲げるならば、やはり開幕からレギュラーの座を掴み取りたい。

 

 

 

ヨコエク

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