「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(5年連続のキャプテン就任について)どれだけの覚悟が必要で、どれだけのものを示さないといけないのか分かっているつもり」(喜田拓也)他 [練習コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「15日間のキャンプがあって、選手とスタッフと全員で密な関係を作れた。3試合の練習試合を組み、良い部分とまだまだ伸ばさないといけない部分があった。最後の練習試合で成長した部分も見えたし、伸ばしていくべき部分も見えた。すごく充実した良いキャンプだった。

 

 

10日後にはスーパーカップがあって、どのチームでも毎年出場できる大会ではないし、大事な試合になる。しかし自分たちはこの10日間でその試合だけでなく、その先にあるシーズンインに向けても良い準備をしなければいけない。スーパーカップだけに向かっていくのは違うと思うし、毎日のトレーニングが大事になる。一人ひとりの個性を生かしながら、どれだけ良い準備をできるか。スーパーカップに向けてもそうだし、開幕に向けて毎日を大切にしたい。

 

 

(部分合流した宮市亮について)彼に関しては、キャンプ中は体作りをどこまでできるか見ていた。良い状態でキャンプを過ごせて、強さの部分もだいぶ戻ってきた。こちらに戻ってきてからはサッカーの部分を徐々にスタートした段階。このケガにより彼自身もクラブもいろいろな感情を持ったと思う。でも彼は急がず、かといってゆっくりやるでもなく、バランスを見ながらピッチに戻ってこられるようにしたい」

 

MF 8 喜田 拓也

「(5年連続でキャプテンを務める思いは)何度任命されても、このクラブでキャプテンを務めることがどういうことなのか、その意味は分かっているつもりでいる。どれだけの覚悟が必要で、どれだけのものを示さないといけないのか分かっているつもりけれど、あらためてその覚悟を持たせてくれる。自分のすべてを賭けて、このチームのために、仲間のためにやっていきたい。

 

 

(キャンプの振り返りについて)ケガや体調不良といったいろいろなイレギュラーがある中で、みんな頼もしいなというのがひとつ。彼らの気持ちを考えると胸が痛いけど、そこでジタバタすることなく、当事者の彼らもチームのためという姿勢を持ってくれているのが見えている。やっている僕らも彼らの思いをピッチで表現することがこのチームには根付いている。新加入選手もマリノスの色を感じてくれていて、今まで取り組んできたこととまったく違うと話していたし、吸収しようという姿勢でキャンプでも詰められるだけ詰めてきた。まだ時間はあるので引き続きアップデートしていきたい。

 

 

(本来の位置と異なるポジションでプレーしていた選手もいたが)どこのポジションでもやるべきこと、目指すべきものが明確なので、新加入選手含めて入りやすいのかなと。それはこのチームが培ってきた強みだと思うし、それは1日や2日でできるものではない。彼ら自身の姿勢も素晴らしいし、チームとしても確固たるベースを築いてきたこそで、それはどのチームでもできることではない。もっともっとできるというのは自分たち自身が一番期待しているので、シーズン通して見ればいろいろなことがあると思うけど、みんなでそれを乗り越えていきたい」

 

FW 17 宮市 亮

「まだ完全合流ではないけど、日暮さん(トレーナー)から離れてチームに合流して、あらためてサッカーができる喜びを噛みしめて毎日を過ごしている。

 

 

ヨコエク

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