クラブはJFLで出場機会を増やしていく榊原彗悟を追跡していた。 大きな期待を込めてのレンタルバックで、トップ下が主戦場になる [来季の編成について vol.5]
[2023シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)
※2022年12月29日時点]
※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手
GK:
白坂楓馬、オビ・パウエル・オビンナ、田川知樹
センターバック:
實藤友紀、畠中槙之輔、上島拓巳、角田涼太朗
右サイドバック:
松原健、小池龍太
左サイドバック:
永戸勝也、小池裕太
ボランチ:
喜田拓也、渡辺皓太、木村卓斗、山根陸
トップ下:
西村拓真、榊原彗悟
右ウイング:
水沼宏太、吉尾海夏、井上健太
左ウイング:
宮市亮
ストライカー:
村上悠緋、植中朝日
※期限付き移籍選手一覧
GK 寺門 陸 → レノファ山口FC/J2(育成型期限付き移籍延長)
DF 平井 駿助 → MIOびわこ滋賀/JFL(期限付き移籍)
DF 西田 勇祐 → AC長野パルセイロ/J3(育成型期限付き移籍)
MF 松田 詠太郎 → アルビレックス新潟/J2(期限付き移籍延長)
MF 南 拓都 → いわてグルージャ盛岡/J2(期限付き移籍延長)
MF 植田 啓太 → 栃木SC/J2(期限付き移籍延長)
FW 津久井 匠海 → アスルクラロ沼津/J3(期限付き移籍)
若手の期限付き移籍ならびに育成型期限付き移籍については、すべての情報が出揃った。
レンタルバックするのは白坂楓馬と榊原彗悟の2選手。今季を振り返って、復帰した吉尾海夏や樺山諒乃介(今オフにサガン鳥栖へ完全移籍)が思うような成果を残せなかったことも采配に影響を及ぼしているだろう。
高校卒業後から4シーズンをラインメール青森(JFL)で過ごした榊原。異例のルートを辿っているが、2018年JユースカップMVPが示すように技術の高さはユース時代から折り紙付きだ。しかし当時はフィジカル面に課題を抱えていたためトップチーム昇格に至らなかった経緯がある。
クラブはJFLで出場機会を増やしていく榊原を追跡していた。今季からマリノスに所属する形に変わって青森でプレーを続け、現在トップチームでアシスタントコーチを務める安達亮氏は2021年に監督として青森を率いていた経緯もある。大きな期待を込めてのレンタルバックだ。
新チームではトップ下が主戦場となりそう。持ち前のテクニックと前線での献身的な守備でどこまでポジション争いに食い込めるか。来季はルヴァンカップのグループステージに参戦するのはプラス要素だ。どこかで必ず出場機会が訪れるはず。スタート時点では列の最後尾だとしてもそこに並んでおくことに意味がある。
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