「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

2022年は水沼宏太史上、最高のシーズンに。 迎える次の1年はどんなパフォーマンスと景色を見せてくれるのか [水沼宏太、契約更新]

 

MIZUNUMAは来季もトリコロールの先頭に立ち、誇り高きエンブレムをつけて戦い続ける。

マリノスは昨日27日、MF水沼宏太(32)が2023年度の契約を更新したことを発表した。

 

 

今季はサッカー選手として無限の可能性を示すシーズンだった。リーグ戦31試合に出場し、キャリアハイに並ぶ7ゴールを記録。クロスからのアシストだけでなく、ゴール前でのフィニッシャーとしての才覚を発揮した。そのパフォーマンスが認められ、7月には32歳で初代表キャップを刻む。ファン、サポーターにとって胸アツな出来事は、たゆまぬ努力に対する最高のご褒美となった。

 

 

昨季も全38試合中36試合出場と大部分の試合に絡んでいたが、内実は大きく異なる。先発はわずか1試合で、プレータイムも667分と伸び悩んだ。日々のトレーニングで手を抜いたことは一度もない。声でチームを盛り立て、常に前を向いていた。持てる力すべてを注いでも変わらない現実は、辛抱と葛藤ばかりを強いられる苦しい時間だった。

 

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