「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

レオ・セアラがセレッソ大阪に完全移籍。 2年連続2桁得点の優良ストライカーは有言実行のリーグ優勝を置き土産に次なる戦いの場へ

 

2シーズンに渡ってコンスタントにゴールネットを揺らし続けたブラジル人ストライカーが、来季は新天地を求めることになりそうだ。

マリノスのFWレオ・セアラ(27)がセレッソ大阪へ完全移籍することが26日、分かった。すでにクラブ間合意に達しており、近日中にも正式発表される見通しだ。

 

 

21年に加入したレオは初年度から27試合10得点を挙げてリーグ最多得点を誇る攻撃陣の一角を担った。2年目の今季は31試合11得点でアンデルソン・ロペスと並んでチーム内得点王となり、3年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

昨季と今季の2年連続で2桁得点を挙げた選手は数少ない。22年得点王のチアゴ・サンタナ、鹿島アントラーズで実績を残して欧州へ羽ばたいた上田綺世、同僚のアンデルソン・ロペス、そしてレオの4選手のみ。それだけでいかに優れたストライカーか分かるデータと言える。

 

 

『夏男』の異名を取り、暑い時期に本領発揮した。21年は6月末から7月中旬までの5試合で8得点、22年は8月中旬から9月上旬までの5試合で7得点を記録。強烈なシュートと力強いヘディングでゴールを量産し、どちらのシーズンもマリノスを上昇気流に乗せるのに一役買った。

 

 

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