仲川輝人がFC東京に完全移籍へ。 返答期限の最終日まで悩み抜いた末の一大決心だ
マリノスのFW仲川輝人(30)がFC東京へ完全移籍することが15日、わかった。
15年に専修大学から加入した仲川は2度の期限付き移籍を経て、18年途中からレギュラーに定着した。親会社の日産自動車にちなんで背番号23に変更した19年には15得点を挙げてMVPと得点王をダブル受賞。チームを15年ぶりのリーグ優勝に導いた。
今季は右アキレス腱痛などに苦しめられてプレータイムを制限しながらの起用法になったが、それでも7得点6アシストと水準以上の数字を残した。局面を打開するドリブルと的確な判断に基づいたラストパス、さらには抜群の決定力と、アタッカーに求められる要素をオールラウンドに兼ね備えている。
昨夏にはヴィッセル神戸から獲得の打診を受けるも、残留した経緯がある。今夏にも再びラブコールが届いたが「マリノスでもう一度優勝したい」という思いで固辞した。このままキャリア後半もプレーし続けたいと願っていたのはまぎれもない事実だ。
同じ頃、FC東京も来季へ向けた動きを水面下でスタートさせていた。悲願のリーグタイトル獲得に向けた補強の目玉として、夏の時点で仲川をリストの最上位に。10月末に正式オファーがマリノスの下に届いた。
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