「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(宮市)亮がグラウンドに戻ってきて走っている姿を見ると、自分たちもやってやろうという気持ちになる。亮にシャーレを掲げさせてやりたい」(水沼宏太)

 

[コメント]

MF 18 水沼 宏太

――優勝に王手をかけているが、あらためてクラブ30周年の年をどのような年にしたい?

「シーズン当初から一番上を目指してやってきて、ラスト2試合まで優勝争いができているのは幸せなことだなとあらためて感じている。去年は早めにフロンターレの優勝が決まって、僕たちは2位で終わって悔しい思いをした。僕自身もあまり試合に出られず、チームへの貢献ができなかったという思いが強かった。今年は去年以上に試合に出させてもらって、自分を表現する時間が増えて、去年に比べればチームに貢献できているシーズンになっているので、なんとしても一番上のポジションにいて、笑って終わりたい。チャンスがある中で掴み取れるものはつかみ取りたい。そういう気持ちしかない。2連敗したけど、より強い気持ちがあると思っている」

 

 

 

――水沼選手は30周年記念試合や通算500勝目など節目の試合や大舞台で活躍している印象がある。その秘訣は?

「たまたまかなと思う(笑)。でも日々積み重ねていることが報われている部分もあるのかなと。どんな試合でも全力でやれているのはあるので、秘訣という秘訣は特にないけど、本当に日々の積み重ね。やり続けることが今年の30周年記念試合や通算500勝目の試合でのアシストになっているので良かったかなと思うけど、チームの目標に対して自分がどこにできるかという気持ちのほうが強い。残り2戦でもチームのためにプレーして、最高のパフォーマンスを出したい」

 

――ここまでキャリアハイと同じ7ゴール。8点目を狙う気持ちは?

「前線の選手なのでゴールは常に決めたいと思っている。でも狙っていくというよりも、自分たちで作り出したチャンスを前の選手がどれだけ決めきれるか。この2戦は無得点で終わっているので、そこはすごく意識しているところ。自分が点を取っても取らなくても、チームが点を取れればいい」

 

 

――リハビリしている宮市選手の頑張りがチームを後押しする部分はある?

 

ヨコエク

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